「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」に登場するウィスキー達
村上春樹さんのエッセイ「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」を読んでみました。
最近見たオリラジのあっちゃんのyoutube大学で読書の話が出たのですが、彼がリラックスしたいときに読むのが村上春樹さんのエッセイだそうで、なんとなく気になって読んでみました。
私も村上春樹さんの小説は好きで、それなりに読んできましたが、エッセイは初めて読ませてもらいました。
スコットランドのアイラ島での旅で出会ったウィスキーたちとそれを作る人々、アイラ島ののどかな情景が小説にも出てくるような村上春樹さん独特の語り口で語られていくのですが、その表現とウィスキーという題材がとてもマッチしてて、影響されやすい私は、村上春樹さんの思い出にもう少し直に触れてみたい、なんならアイラ島に行ってみたいと思いましたが、手始めに、そこに登場するラフロイグというウィスキーを買ってみました。
他にもたくさんウィスキーが登場しましたので、少しづつ飲んでいってみたいと思いますが、いっぺんには無理なので、とりあえず記録として残しておきたいと思います。
村上春樹さんがパブで飲み比べをしたというアイラ・ウィスキーたち、癖のある順に
①アードベッグ (20年)
②ウガヴリン(16年)
③ラフロイグ(15年)
④カリラ(15年)
⑤ボウモア(15年)
⑥ブルイックラディー(10年)
⑦ブナハーブン(12年)
だったとのこと。
その大体中間ということでラフロイグをチョイスしてみましたが、ラフロイグ(10年もの)についてはこのように語られてもいます。
「文章でいえば、たとえばアーネスト・ヘミングウェイの初期の作品にみられるような、切れ込みのある文体だ。華麗な文体ではないし、難しい言葉も使っていないが、真実のひとつの側面を確実に切り取っている。誰の真似もしていない。…音楽でいうならば、ジョニー・グリフィンの入ったセロニアス・モンクのカルテット」
どちらも正直良くわからない…(;・∀・)
でもそんな例えをしてくれると、知りたくなるわけです。それって、どんな味がするんだろうと。